みなさんは「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」という言葉をご存じでしょうか?
ACPとは、将来、病気が進行したり、自分の意思を伝えることが難しくなったときに備えて、「どのような医療やケアを受けたいか」「どんなふうに過ごしたいか」などを、 本人・ご家族・医療スタッフが一緒に話し合っておく取り組みのことです。
「人生会議」とも呼ばれ、近年注目が高まっています。
療養型病院におけるリハビリは、急性期のように機能の大幅な回復を目指すものではありません。むしろ、その方がこれからの時間を“自分らしく”過ごせるよう、 できることを活かし、安心して生活できるよう支えることが目的です。
そのため、私たちリハビリスタッフは、ご本人の想いを何より大切にしています。ご家族の皆さまには、ぜひ以下のようなことを教えていただけると嬉しいです。
• これまでの生活スタイルや習慣
• 大切にしていることや楽しみ
• これからも続けたいこと、できるようになりたいこと
• その方らしさが伝わるエピソード
こうしたお話は、リハビリの目標を立てるうえで大切なヒントになります。
私たちは、患者さん一人ひとりの人生に寄り添いながら、その方らしい日々を過ごしていただけるよう、心を込めて支援してまいります。

リハビリテーション科主任
