当院では、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れに対応するため、今夏より「電子カルテ」を導入いたします。
電子カルテとは、これまで医療従事者が紙に記録していた診療経過や処方内容などを、コンピューター上でデジタル情報として一元管理するシステムです。
現在では多くの医療機関で導入が進んでおり、業務の効率化や情報共有の迅速化に大きく貢献しています。
当院でも、昨年秋から病院全体で導入準備を進めており、4月中旬より2週間にわたる職員向けの研修がスタートしました。
この研修では、システムの基本操作に加え、各部門での業務フローの確認や、実際の運用に向けた調整・改善点の洗い出しも行っています。
本格稼働を迎える夏に向けて、今後も複数回の勉強会やリハーサルを重ね、すべての職員がスムーズに電子カルテを活用できるよう、体制を整えてまいります。